手相物語「くう」

October 31, 2012

「空(くう)」 ~ある街角の手相家の物語~ (1)

~ある街角の手相家の物語~

その手相家の名前は、阿倍曇名(あべのうんめい)という。
まだまだ、駆け出しの頃・・・。

手相を観るという事は、「相手の方の人生を垣間見ることだ。」と
曇名は、師匠から、常々教わっていました。

師匠は、「だから、いい加減な気持ちで、手相を観てはいけない。」
そして、
「どんなに相がよくない状態だからといって、それを観たまま相手にお伝えするだけではだめだ。」
「よくない相を回避する方法、良い相へと変える方法を具体的にアドバイスできないのなら、良くない相について伝えてはダメだ。」
「それは、相手を落ち込ませるだけである。」
「相手にさらに不安を増幅させることになる。」
「人生で悩んで手相を観てもらいに来てくださった方を、さらに絶望を与えることになる。」
「これから先の未来において、希望を探しに、手相を差し出してくれているはず。」
「私たちは、希望を手相から読み取り、それが叶うようにお手伝いするのです。」
と、何度も何度も、弟子たちに話しているのをよく覚えている。

先日の事、ある街角の片隅に座って、仕事をしていたところ、
一人の女性が、曇名に手相を観てほしいと話しかけてきました。
その女性は、歳格好は、今どきで言えば、セレブといわれるようなどこか気品のある方でした。

その方の名前を仮にさゆり婦人(仮名)としましょう。
すこしだけ、その方のお話をします。
さゆり婦人は、老舗・旅館の女将です。と申されました。
「すべてがうまくいっていない。」と嘆いてばかり・・・。
曇名が、
「すべてって、具体的にどんなことで、悩んでいらっしゃるのですか?」
と、彼女の言葉にならない心の叫びをきちんと受け取っているというメッセージを込めて尋ねました。

すると、今まで、グッと心の内側に秘めていた感情がドッと沸き上がるかのように、
彼女は、話し始めました。

「旅館の経営が・・・」(声を詰まらせながら)
「自分の息子の嫁が若女将として、一生懸命手伝ってくれているだが・・・」
「そんなこんなで、大変な時に、主人が病気で倒れてしまって・・・」
「しかも、主人の病気が末期のがんだと宣告されて・・・」
「今日、ここを通ったのは、旅館の営業をかねて、東京に来て、さっき、そこのビルで商談していたところでした。」
疲れて、駅までゆっくり歩いていたところだった。

~つづく~

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メディカルケアウォークの問い合わせ、もしくは、直接、お電話ください。
施術場所は、大阪 中津 なかがわ整骨院、もしくは、出張(全国)にてお受けいたします。


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October 30, 2012

「空(くう)」 ~ある街角の手相家の物語~ (2)

曇名は2年間、手相の修行をとても有名な手相家の元でしていた。
とはいえ、まだまだ駆け出しの身であることを重々、肝に銘じていました。
恋愛相談においてはある程度の経験と自信があるのですが、
この手の相談では、少しばかり荷が重いと、想っているのでした。
(*手相家としての実力は、師匠から太鼓判を押すほどの腕前だといわれていた)

さゆり婦人の悩みに精一杯、耳を傾け(一通り聴き終わると、
曇名は、
「よ~く、お気持ちが伝わりました。」
「では、手相を観せてほしいので、手のひらを上にして、私の前に置いてください。」

曇名にとって、唯一であり、最大の武器、手相を観るということをようやく始めたのでした。

ご婦人が、おもむろに、いすに座り直し、
どちらの手を差し出したらいいのか、困惑しながら、手のひらを曇名の前に近づけました。
「右手ですか?左手ですか?」
曇名は、ゆっくり差し出された手の甲を包むように支えながら、
「両手とも大切なので、まず、両手を一緒に観させてください。」
「うんうんうん、・・・。」
とうなずき、
「左手を観させてください。」
大きく、うなずきながら、
そして、一言、
「今まで、がんばってこられたのですね。お疲れ様でした。」
「手相にあなたががんばってこられたすべてがちゃんと刻まれていますよ。」
続いて、
「右手を観させてください。」
手のひらを覗き込むように無言で観入っている曇名...。

そして、一通り手のひらから目を離し、目の前の婦人を見つめました。

(これが、曇名の手相を観させていただく際のいつもスタイルです。)

~つづく~


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October 29, 2012

「空(くう)」 ~ある街角の手相家の物語~ (3)

曇名は両手のひらの手相を一通り観させていただいた後、
「具体的にどんなことが知りたいですか?」
と、おもむろにさゆりさんに尋ねました。

「どんなことって・・・」
彼女は、窮している今をなんとかしたいという気持ちばかりで、
具体的に何が知りたいか?そこまで想いがまわっていなかった自分自身に気づいた。

曇名は、そんな戸惑っている彼女をぼんやり見つめながら、
「手相にも、いろいろな観方がありまして、・・・。」
「あなたの性格や気質、など通り一遍の話をして、合っている、すごい、」というようなことも云えます。
「実際にあなたの知能線がこのようになっていますので、とてもこつこつと一生懸命がんばっていらっしゃる方であると想います。」
「恋愛相談なら、相性や運気をお伝えし、開運方法をいくつか、アドバイスできます。」

「さゆりさんにとって、今日、私と出逢ったことが、何かのきっかけになってほしい」のです。
えらそうなことは云えませんが、悩みは解決しません。
問題は解決することができます。

さゆりさんのお悩みを具体的な問題として、お聴きして、
それを元に手相からメッセージを読ませていただきたいのです。

問題をお聴きすると、その問題に対するメッセージを発している手相の線が反応してくれます。
その小さな僅かな線の声を私は拾い上げます。

「えーっと」
さゆりさんが、不可思議そうな顔で私に質問しました。
「旅館の経営がこれからどのようになるか?どうしていけばいいか?」
を教えてほしい。

曇名は、よしとばかりに、深くうなずいて、
彼女の右手にさっと手を伸ばして、手のひらを自分の胸元まで近づけ、覗き込みました。
(実は、曇名には、右手の運命線と生命線の反応を逃さなかったのです。)

時間にして10秒から20秒・・・。
曇名は、ただ手相を観て、なにやら、ふむふむ、うんうん、とうなずくばかり・・・。

その後、想い出したかのように、曇名が、
「そういえば、さゆりさんの年齢をお聴きしていませんでした。」
「今、おいくつでらっしゃいますか?」
と、
「55歳です。」
それを聴いて、なにやら、手相の線を指で刻んでいく曇名、

「誕生日はいつになられます?」

「えっと、8月28日です。」

今日が、6月25日だから、
「今年の誕生日で、56歳になられるんですよね。間違いないですよね。」
「手相では、運気の1年の始まりを1月1日ではなく、その方の誕生日から始まるので、・・・。」
失礼ながら、詳しく教えてもらったのです。
曇名が運気の始まりを説明しながら、

「旅館の営業が芳しくなくなり始めたのは、さゆりさんが50歳の頃ではないですか?」
「今度の誕生日で、56歳でしたね。」
「56歳まで、生命線にサインが出ていまして、手相からはそのように感じました。」

さゆりは、そういえばというように、想い返している様子、
曇名は、続けます。
「たしか、今日も旅館の営業でこられていたのですよね。」
「具体的にどんな営業されてこられたか?差し支えない範囲で教えていただけますか?」

「えーっと、今日は、大手旅行代理店さんを回って、私どもの旅館を使ってもらえるようにお願いに・・・。」

うなずきながら、曇名が、続けて質問、
「ほかに、旅館のことで考えられていることはありますか?」

「来月から、新しいプランを作って、それをネットやいろいろな方法で知ってもらって、・・・。」
「このプランがうまくいかないともう、・・・」
「再建のめどがなくなって、銀行には再生法を検討すると言われていまして・・・。」

それを聴いた曇名が、手のひらから目線をさゆりさんの方に向けて、
「そのプラン、来月からじゃなく、再来月の8月からにしませんか?」
手相には、8月から始めたことは必ずうまくいくと出ています。
「もう一度、プランを練り直してみませんか?」
「その際、旅館の強みは何か?」
「誰に来てほしいか?」
「何ができるか?」
を、考えてみてほしいのです。

お聴きする限り、たくさん強みがありすぎて、絞りきれていないのではないかと感じます。
強みと弱みは紙一重です。

ここで、お伝えしたい手相の線があります。
「この線なのですが、・・・」
(曇名が、ボールペンの先でなぞりながら)
「この線がですね、今は、少しまだ、薄いと想います。」
「この線が、新しいプランが決まった時に、もう一度確認してほしいのです。」
「成功するプランであれば、この線が、濃く見やすくなっている、もしくは、線が深く、太くなってきます。」

手相は、今の状態を表してくれるのです。
この線が、今のあなたにとってとても大切な線だと思います。
旅館経営の場合、ご主人さんの運気も関係してきますので、
必要なら、ご主人さんの写真をとって送っていただければ観させていただきます。
なので、はっきり、今、断言できませんが、

50歳からの6年間とても大変な時期を、
さゆりさんは、がんばって乗り切ってこられたのだと、
私は感じています。

そして、その大変な時期は56歳の誕生日までで終わります。
運気の移行期間として、半年くらいは前の運気の影響を少し受けますので、
完全に開運するのは、来年の2月以降、必ず、努力が報われ始めます。
努力したことが、必ず、実る手相です。

また、大変な6年間の残り2ヶ月のすごし方ですが、
このときは、自分が報われない時期です。
しかしながら、誰かのために、必死になって、自分の成果は考えずに行動すると
うまくいく時期です。
あと2ヶ月ですが、そのような意識で、取り組んでみてください。
すぐに旅館の営業に直結しないようなことが、
後々、お客様を呼んできてくださるようなご縁に結びつく時期です。

あと、2カ月を乗り越えると、必ず、春がやってきます。

曇名は、希望と未来の開運を手相からのメッセージとして淡々と伝えたのでした。


さゆりは、あっと時間をみて、終電の新幹線に間に合うようにと、
曇名に、頭をさげ、お礼を云って、走って去ったのでした。

その後姿は、何かの重しがとれたように、
軽やかに曇名の目には映りました。

そして、ほっと、一息、缶コーヒーを飲むのでした。



~つづく~


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October 28, 2012

「空(くう)」 ~ある街角の手相家の物語~ (4)

ほっと一息、缶コーヒーを飲み干した曇名・・・。

ふと、携帯を手に取ると、メールが届いていることに気づきました。

あまり、メールでのやりとりになれていない曇名は、
おもむろに携帯のボタンを、
大きくて、若干短めの親指で、軽く押しました。

すると、そこにあったメッセージは、先ほどのさゆりさんからのものでした。

(届いたメッセージの内容)
先ほどは、長い時間お話を聴いていただき、いろいろとありがとうございました。
病床の主人のためにも、旅館を絶対に再建させたいと想っています。

とても不思議な感覚で、何がどうとかってはっきり言えませんが、
これから先が真っ暗闇だったのが、なにかしら、先にある光をみつけたような気持ちです。

曇名さんにお逢いした今日が、なにかしらのきっかけとなったと、
近い将来、笑って話している自分が自然と思い浮かんだのです。

とても不思議な感じでいっぱいです。

取り急ぎ、無事に新幹線に乗り、岐路についたことの報告とお礼をと想い、
とりとめもない文章のままですが、メールさせていただきます。

〇〇旅館 女将 さゆり 


曇名はこのメッセージをゆっくり読んで、返事を書き始めました。

(送ろうと最初にかいた返事の内容)
さゆりさま

無事に新幹線に乗られ、岐路に疲れたのですね。
長旅、お疲れのこととお察しいたします。
お身体ご自愛くださいませ。

阿倍曇名


メールになると、言葉のニュアンスが、読み手の感情の状態によってかなり変わってくるため、
曇名は、メールは、なんどもなんども読み返してから送るようにしている。
そこで、下記の文を付け足した。

(補足したところ)
ご主人さまの手相も、もしよろしければ、
メールに写真を添付いただければ、観させていただきます。

私は、今年の11月18日にさゆりさんの旅館を予約したいと想っています。
よろしくお願いします。


曇名は、問題を解決するためのもっとも確実な方法を知っていたのです。
それは、その問題が解決した近い未来ではなく、
そこから、ちょっとだけ先の解決した後、どのように過ごしているのか?
そこに焦点を当てることなのです。
そこで、11月に旅館の予約をお願いしたのです。

その旅館を、サクサクと、携帯で調べたら、とても素敵な旅館で行ってみたいなぁと想ったからである。



~つづく~


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October 27, 2012

「空(くう)」 ~ある街角の手相家の物語~ (5)

その手相家の名前は、阿倍曇名(あべのうんめい)という。
まだまだ、駆け出しの頃・・・。

手相を観るという事は、「相手の方の人生を垣間見ることだ。」と
曇名は、師匠から、常々教わっていました。

ある日のこと、その日は、地下鉄(都内)の出口を出て、
少し歩いたところにある薄暗い路地の片隅に座っていました。

どうして、そこに座っていたかというと、
そこは、薄暗い路地とはいえ、
必ず、その駅を利用している方のうち、
電車が停まって、何人かの方が降りるたび、通る場所でした。
しかも、そこは、狭く、必ず、曇名と目が合うのでした。

曇名の手相以外の唯一の特技として、眼力(自称です)、
曇名は、澄んだまなざしで座ったまま、行き交う人達を見つめると、
立ち止まらせてしまう、という自信を持っていたからでした。

実のところ、曇名の眼力ではなく、
曇名が座っている横に立てかけてある、アイテム、
時々、手に持っている、
自分の顔(頭)がすっぽり入るくらいの大きさのレンズの虫眼鏡に
びっくりして、二度見するために、立ち止まってしまうわけなのですが・・・。
一番びっくりするのは、
その大きな虫眼鏡を顔の前に頭がすっぽり隠れるように曇名が持っている時・・・。

想像してみてください。
街角のしかも、薄暗い路地で、
首から上が巨大虫眼鏡の顔をした人間?らしき物体が座っている様子を・・・。


一人の女性が、曇名に手相を観てほしいと話しかけてきました。
その女性は、歳格好は、一言でいえば、
おしゃれで、ブランドものを品良く、身につけていらっしゃる少し年配の方です。

その女性の方のお名前を仮に千代とさせていただきます。(千代は仮名です。)
どこかでお聴きしたような、聞覚えのあるお名前でした。

(後日、その名前の方を雑誌でお見かけするのですが・・・。)

「私、とても人生に満足しているのです。」
「今、とても幸せで、すべてがうまくいっていて・・・。」
「会社も順調で、・・・。」
「自分の息子の嫁も、とても優しく気がついて、息子夫婦が後を継いでがんばってくれているんです・・・。」
「おかげで、私も主人も楽をさせてもらって、趣味にのめりこんで、今度、その趣味が仕事になりそうなんです。」
「そうそう、先月、孫も生まれて、それが、とてもくりっとした目がかわいくて、・・・。」
「今日は、仕事の取引先への主人の出張に同行して、東京に来たのです。」
「合間に私は趣味のあこがれの先生に逢いに伺って、その帰り・・・。」
「このあと、主人と金婚式のお祝いをしようと待ち合わせのホテルに向かうところ・・。」

千代さんは、笑顔で幸せいっぱいのエネルギーに満ち溢れていらっしゃる様子が
曇名にも伝わってきました。

そんな千代が私、曇名に手相を観てほしいという・・・。
曇名もこんなことは、初めてです。

手相に限らず、一般的にいう占いというものを受けたいと想う多くの方は、
なにかしら、悩んでいらっしゃることがあって、そのことについて観てほしいと来られるのです。




~つづく~


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October 26, 2012

「空(くう)」 ~ある街角の手相家の物語~ (6)

千代が、満面の笑みで、私の前にゆっくり、腰を下ろして座りました。

千代の表情を見ているだけで、
曇名自身も幸せな気持ちになってしまうくらい
とても素敵なエネルギーの持ち主に想えました。

そんな彼女が、そっと、両腕の手の平を上にして、
ゆっくりと曇名の前まで、肘を伸ばしてくださいました。


曇名は、ゆっくり差し出された手の甲を包むように支えながら、
「両手とも大切なので、まず、両手を一緒に観させてください。」
「ほぉう、素敵な手相ですね、ふむふむ、うんうん、・・・。」
とうなずき、
「次は、左手だけを・・・。」
手の平を、深く覗き込みながら、
「ふむふむ、う~ん、ほぉう、・・・。」と、
いつものように言葉にならない音を発する曇名、

続いて、
「右手を観させてください。」
今度は、無言で観入っている曇名...。

そして、一通り手のひらから目を離し、目の前の彼女を見つめました。

(これが、曇名の手相を観させていただく際のいつもスタイルです。)



~つづく~


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October 25, 2012

「空(くう)」 ~ある街角の手相家の物語~ (7)

曇名は両手のひらの手相を一通り観させていただいた後、
おもむろに千代さんの方を見つめました。

「何をお伝えしたらいいのか・・・、」
「素敵な手相を観させていただいてありがたい限りです。」
「具体的にどんなことを手相からお知りになりたいですか?」
と、曇名は、尋ねながら、つぶやくように続けました。

「あなたの手の平はとても、血色がよく、エネルギーに満ち溢れています。」
「それは、運のエネルギーに満ち溢れている状態だといえます。」
「そんな素敵な運の持ち主に私はどんなメッセージをお伝えすればいいのだろうか?」
「うーん、正直、少し悩んでおります。」
「千代さんの性格や気質について、お話することもできますが、
 なんだかそのようなお話をさせていただくのも、違うような気がしておりまして、・・・。」
「人生において、いろいろな時期がおありだったことも、手相にはきちんと記されています。」
「それら、いろいろなことをすべて、運のエネルギーに変えて、今の千代さんがいらっしゃるのですね。」

千代さんが、明るく軽い口調で、
「やっぱり、私の手相って、良いんですね。」
「よく云われるんです。細かいことは忘れましたが、みなさん、こんなすばらしい手相は滅多にない。」って、

「でもね。」と言うと、
千代さんから、笑顔が消え、真剣なまなざしになりました。
静かに話し始めました。
「実は、私には双子の妹がいるのです。」
「その双子の妹は、病気で昨年から入院しています。」
「双子の妹と云っても、生まれた時間が数十分違うだけ。」
「ホロスコープや、四柱推命、など、いろいろな占いを観てもらいました。」
「私も今は、こんなに幸せですが、人生の岐路に遭った時に、観ていただいたことがあるのです。」
「もちろん、手相もです。・・・。」

曇名が頷きながら、確認するように、千代の言葉を遮るように、聴き返しました。
「妹さんのお名前は、なんとおっしゃるのですか?」
「占いを観てもらいに伺う際は、妹さんといつもご一緒だったのですか?」

曇名はお名前をとても大切にしています。
お名前はその方の命をあらわし、その名(命)を運ぶこと、それが運命だと考えているからです。
だから、千代さんの声を遮ってまで、
妹さんのお話を、千代さんの妹さんとしてお話を聴くのではなく、
曇名は、一人の名のある人物として、お聴きしたかったのです。

「妹の名前は、百代です。」(*百代も仮名です。)

曇名が確認するように、
「百代さんとおっしゃるのですね。」
「百代さんが、昨年から入院されているのですね。」

千代が曇名の顔を見つめながら、
「妹の百代と私、一卵性なの。同じ遺伝子ですよね。」
「同じ運勢ですよね。」
「誕生日も時間も数十分の違いなので、四柱推命も、ホロスコープもほぼ同じ・・・。」
「なのに、私はこんなに幸せな毎日を過ごせています。」

「しかし、妹は、闘病中、・・・。」
「なぜ?」
「それとも、私もそのうち、同じように病気になるの?」
「妹が、私のように、毎日を幸せに暮らせる日が、近い将来やってくるの?」

「それが知りたいのです。」
「今に決して満足していないわけではない。むしろ、十分すぎるほど、幸せなのです。」
「だからこそ、知りたいのです。運命って、運っていったいなんなのか?」

千代の訴えは、とても簡単には答えられるような内容ではありませんでした。

曇名は、自分のできることは、手相を観させていただくことしかできない。
そう考え、彼女の左手にさっと手を伸ばして、手のひらを自分の胸元まで近づけ、覗き込みました。
(曇名は、手の平からのメッセージを読み取ろうと必死でした。)

時間にして10秒から20秒・・・。
曇名は、ただ手相を観ながら、いつものように、
「誕生日は、いつになられますか?」
「今、おいくつでいらっしゃいますか?」
と尋ねました。

「え~と、3月12日です。」
「歳は、61歳」
「当然、妹も同じです。」

曇名は、確認するように、
「3月12日ですね。」
「今日が、9月12日だから、今年の誕生日で61歳になられたのですね。」
「還暦を迎えられたとは思えない若々しさですね。」
「手相では、運気の1年の始まりを1月1日ではなく、その方の誕生日から始まるので、・・・。」
失礼ながら、詳しく教えてもらったのです。
曇名が運気の始まりを説明しながら、
「妹さんの百代さんの手相は、千代さんと似通っていましたか?」

すると、千代さんは、持っていた鞄の中に手を入れて、何かを探し始めました。


~つづく~


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October 24, 2012

「空(くう)」 ~ある街角の手相家の物語~ (8)

千代が鞄の中から、携帯を取り出しました。

そして、画面にある写真を映し出して、私に観せてくれました。

その写真を観て、曇名は驚きました。
なんと、手の平の写真なのです。
「この手の平は、もしかして、妹さん、百代さんのですか?」

千代は、頷きながら、
「写真でも手相を観ていただける方もいらっしゃると聴いていて、・・・。」
「ここにくれば、あなたに逢えるという噂を耳にして持ってきていたのです。」
「あなたに最初に手相見せた時に、確信しました。」
「いままで、手相を観て、お話いただく内容に、うんざりしていたのです。」
「しかし、あなたは、私の手相を観ても、
 ただ、手相を観るのではなく、私の真意を必死で感じ取ろうとしてくださった。」

「だから、妹のことも相談できると思い、話したのです。」

曇名は、彼女の言葉を聴きながら、
なぜ、私のところに来られたのか、ようやく、解り始めたのでした。

曇名は、千代さんに何をお伝えすることができるか?
私と出逢ったことが、どんなきっかけになっていただけるか?

そんなことを、とめどなく考えて、しばらく、沈黙したままでした。
時間にすれば、20秒~30秒ほど・・・、
しかしながら、とても長く、静かで、重く感じられる時間でした。

お借りした携帯の写真を食い入るように観ながら、
(時々、画面が真っ暗になり、キョトンとして、ボタンを押して、画面を見て、繰り返し、・・・。)

曇名は、四柱推命やホロスコープ、タロットなど、一通りの占いはかじったことがある。
運気や運命について、曇名なりの考えは持っているつもりだ。
しかしながら、あくまでそれは自分の考えである。

曇名は、慎重に言葉を選びながら、話し始めました。

~つづく~


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October 23, 2012

「空(くう)」 ~ある街角の手相家の物語~ (9)

百代さんの手の平が写っている写真
そのデータが入っている携帯を見つめながら、
同じ千代さんの腕を持って、手の平を自分のほうに引き寄せ、
観比べるように観ながら、

百代さんの今の病について、
千代さんにいくつか尋ねました。
「百代さんの今のお身体の状態はどんな状態ですか?」
「百代さんが、今の症状の前兆となるような身体の変化が、もしかしたら、58歳の頃にあったかもしれない。」
「手相のこの線を観てほしいのですが、・・・」
「ちょっと写真なのでわかりにくいかもしれませんが、・・・」

千代さんが写真を覗き込みます。
「えっと、これですか?」

曇名が頷きながら、
「そうです。これです。ちょっとわかりにくいのですが、・・・」
「この線は、千代さんには、ないですよね。」
「ないというより、薄くあったような跡があるにはあるのですが、ほとんど気にならない線になっています。」
千代さんの顔を観て、笑顔で、曇名が続けます。
「千代さんも、お身体の状態になんらかの変調はあったかもしれない。同じ58歳の頃、・・・」
「しかし、千代さんは、そのような変化も家族のエネルギーに助けられたと想われます。」
「ちょうど、お孫さんが生まれたころも、58歳ですよね。」
「子供が生まれるってとても運気が上がるんですよ。」

曇名が、どんどん手相をみながら話してばかりで、
千代さんの返事が追いつかない。

曇名のいつもの悪い癖、
手相を観て、手相からのメッセージを受け取ったら、
息もつかせないくらい、話し続けてしまう。
曇名にとっては、メッセージを受け取ったら、できる限り、伝えたいという熱い想いから
気づくと、いつも話し続けてしまうのです。

曇名が、ふと、手相から顔を上げて、
千代さんを観て、今度は、携帯の画面に映る、百代さんの手の平を覗き込みました。

もう一度、今度はゆっくり、曇名が尋ねました。
「百代さんの今のお身体の状態は?」

千代が、妹のことを話すときはいつも少しうつむきがちになります・
「昨年の10月、もうすぐ1年になります。」
「ちょうど、秋の行楽シーズンで、主人と二人で、京都に旅行に行ってた時です。」
「急に倒れて、白血病だと診断されて、今、闘病生活を送っています。」

曇名が、
「手相から、血管になんらかの症状かと感じていましたが、白血病でらっしゃるのですね。」
言葉を詰まらせながら、
「白血病の症状、治療が今、とてもお辛いのですね。」
「闘病されている百代さんのご様子を見られると、いたたまれないくらい苦しまれているのですね。」

「立ち入ったことをお聴きしますが、百代さんの旦那さんやご家族は・・・」
言葉を選びながら、静かに問いかける曇名、

千代がぽつりぽつり、話し始めました。
「妹は、結婚していたのだが、数年前に離婚して、今は独り暮らし、・・・」
「子供は、海外で、結婚して、なかなか日本には戻ってこれなくて、・・・」
「入院した当初は、日本に戻って1ヶ月ほどは妹のそばに居てくれてたみたいだけど、・・・」
「妹の方が、そばに居てくれることはうれしいけど、娘の人生のじゃましているようで苦しいって云って、・・・」
「娘を追い返しちゃって、・・・」
「妹は、私と違って、気丈で、自分で絶対治すってがんばっていて、・・・。」
「私にも、弱音を絶対云わないんです。」

曇名は、深く頷きながら、千代さんの心のうちを精一杯、受け取ろうと必死でした。

そして、
百代さんについて、
いくつかのアドバイスをさしあげて、
最初にお聴きした、運勢の違い、
バイオリズムの違いについて、すこしだけ話し始めました。

「あくまで、私の考えですが、・・・」
「双子の方で、生まれた時間も数分の差で、ホロスコープや四柱推命も同じであっても、・・・」
「運勢やバイオリズムに違いが出てくることは多くあります。」
「多くの場合、同じ気質でも、それが、表裏、どちら側が強く出ているかによって、
 一見、まったく違った気質に見えたりします。」
「たとえば、頑固な性格がいい方向に出たら、こだわりを持った、信念を貫いて夢を実現する人になるでしょう。」
「しかし、逆に、頑固で、人の話を聴かず、意固地になっていたら、どうでしょう。」

「それ以外に、私は、バイオリズム(気質要因)と環境の要素の総和が運気だと考えています。」
「そういう視点で、私は風水のアドバイスも差し上げています。」
「また、名前の違いによる運勢の変化もあります。」
「極端な例に例えますと、同じ双子でも、1人は、天使って名前で、悪魔って名前だったら、どうでしょう」
「名前が持つイメージが、その方のセルフイメージに影響することは容易にイメージできるでしょう。」
「悪魔なんて名前をつけることはないと想いますが、昔、つけようとして騒動になったことありましたけどね。」
「千代さんと百代さん、千と百の文字を見て、その文字が持つイメージの違いってありませんか?」
「そんなイメージの違いや、呼ばれた時の音の響きの違いもあります。」
「千代って言葉を発する時に起こる、口腔内の響きがもたらす心地よさ」
「百代って言葉を発するときに起こる、口腔内の響きがもたらす心地よさ」
「発するときだけでなく、そう呼ばれる時、無意識に反芻しているのです。」

「運気は総合力です。」
と、いろいろな視点から、曇名は考える至っていました。
曇名は、それらのことを、できる限り、丁寧に伝えるのでした。

千代は、疑問が少し晴れて、ほっとした様子でした。

だんだんと笑顔が戻ってきました。
「妹のこと、また、相談にくるかもしれません。」
そういって、千代は曇名に頭を下げ、
駅の方に戻っていきました。

百代さんのお身体については、ある方を紹介しました。
その方がなにかしら、お手伝いできるかもしれないと感じたからです。
曇名が、人を紹介することはほとんどないのですが、
自分では、どうしても力不足と感じ、
それでもなにかしら、
自分との出逢いが、きっかけになってほしいという想いから、
お身体のことについては、
ある方を時々、紹介していました。



~つづく~


手相・風水についての問い合わせは、
メディカルケアウォークの問い合わせ、もしくは、直接、お電話ください。
施術場所は、大阪 中津 
なかがわ整骨院、もしくは、出張(全国)にてお受けいたします。

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October 22, 2012

「空(くう)」 ~ある街角の手相家の物語~ (10)

その手相家の名前は、阿倍曇名(あべのうんめい)という。

11月18日、曇名は、予約していた〇〇旅館に向かいました。

女将のさゆりさんが切り盛りしている旅館です。

さゆりさんとは、曇名が、前に手相を観させていただいた方でした。

実は、手相を観させていただいた日に
お礼のメールをさゆりさんから頂いた数日後、
ご主人さんの手の平の写真もメールいただき、
アドバイス差し上げていたのでした。

ご主人さんは、確か、末期のがんだということでしたが、
手相からは、まだまだ人生のシナリオが書いてありました。
確かに、今のままでは、そのシナリオをブチっと切るように、
生命線や運命線を横切る線がありました。
一般にこういった線を障害線といって、よくない相ととらえるのですが、
曇名は、その線についての解釈が若干違っていました。

曇名は、一見よくないと思われる状態を使ってよくするということが得意でした。
たとえば、「頑固な性格を使って頑固な性格を柔軟にする。」
どうするかというと、「頑固に柔軟にすることを頑固に行ってもらうのです。」
結果的に、「頑固なのか、柔軟な考えを持っているかわからない状態になっていくのです。」
ちょっとたとえがわかりくにいですが、
障害と思われることを使って、障害を解消してもらうのです。

がんになられる方の多くに頑固な性格を示す手相の相が見受けられます。

さゆりさんのご主人さんにも、同じような線がありました。
そこで、頑固に、あるひとつのことをやっていただいたのです。
これは、身体のことについて、
いつもお願いしている〇〇さんから教えてもらったことなのですが、
これだけを頑固に続けていただいたのです。

曇名は手相を観ることだけしかできない不器用なやつでは、ありますが、
物事の事象の根っこをすぐに見極めることには、長けていたのでした。

旅館に着くと、なんだか、車も多く、バタバタしている様子、
女将のさゆりさんと若女将が、出迎えてくださいました。

曇名が、軽く頭を下げ、言葉が聞き取れないくらい早口で、
挨拶し、私にかまわず、他のお客様をおもてなししてほしいと手振りで、示しました。

お店などに入ると、そのお店の勢いがわかります。
勢いとは運気みたいなものですね。

伺った旅館の勢いは、とても温かく、ゆったりとしながらも、
凛としたエネルギーと、やわらかいエネルギーに満ちた、
癒しの場所になっていました。

どうやら、お客様に何を提供するか?
というのが、
女将さんをはじめ、すべてのその旅館で働く人たちが
意識しはじめたのだろうと感じました。

曇名にとって、旅の楽しみは、お風呂・・・。

温泉につかることなんです。
おいしい食事よりも温泉なのです。


~つづく~


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October 21, 2012

「空(くう)」 ~ある街角の手相家の物語~ (11)

阿倍曇名は、旅館の中を一通り、回ってから、
温泉に向かいました。

曇名は、いつも、泊まる宿に着くと、
その宿の間取りや立地が気になり、一通り把握しようと、うろうろするのでした。

曇名と一緒だと、避難経路などを把握しているので、安心だと
友達に云われたことがあるくらい、必ず、把握していました。

曇名は、風水も占いを学ぶ際にちょっぴり、興味があり、
いつも、お店や、旅館などに伺った際、
勉強のために、間取りやコーナー、調度品などを観るのも
とても愉しみのひとつでした。

曇名は、美術品や骨董品もかなり好きで、
調度品の中に、光る品を見つけると、
時に、10分以上、立ち止まって見入っていることもあるのです。

そんな曇名が、温泉を目指して、
脱衣所の暖簾をくぐると、篭が置かれたロッカーがありました。

脱衣所で気になるのが、マット。
マットがびしょびしょであれば、
それだけで、かなり曇名のテンションは下がってしまいます。

湿気は陰気であるので、そこへの細やかな気配りがあると、
かなり印象がよくなるのです。

清潔感のあるマット、このマット、どこかで見た、
すぐに乾く抗菌性のマットだ。
風呂好きの友達から聴いていた噂のマットだった。

曇名は、細かいことが、時々、思いのほか、気になるのでした。

浴室は、普通の湯船でしたが、
なんだか、懐かしいような温かさを感じる空間でした。

温泉は、肌触りのいい、単純泉・・・。
曇名は、手足を伸ばして、「はぁー」と息を吐いて、
リラックスして、しばし、ボーと、湯船に身体をゆだねていました。

曇名は、疲れるといつも温泉で一時間くらい、
湯船に身体をゆだねて寝ることが
至福のひと時となっていました。

今回も、長旅の疲れが、あったのか、
30分ほど、湯船に浮かんでいたのでした。

かなりの長風呂の後、
部屋に戻ると、食事の用意がされていて、
帰られましたら、フロントまでご連絡をとメモが残されていました。

そのメモにも、
湯加減いかがでしたか?
ゆっくり、おくつろぎいただけましたか?
曇名さまの心も身体もほっこりするようなおもてなしが
少しでも届くよう、一同、心がけております。
女将 

と、手書きの和紙のメモ用紙に書かれていました。

手書きというだけで、
曇名はほっこり、心が癒されていくのでした。

小さなちょっとしたことに、気を配ること。
これが、一番、感動するんだなぁって、
改めて、女将から教わった曇名でした。

食事が終わって、一日の最後に、気分転換に、ロビーに、向かった曇名。
外を見ると、きれいな星空。

星空に誘われるように、外に出て、空を見上げる。
曇名は、一度、何かを見ると、だいたい2~3分は、じっと見続けているのでした。

ふと、後ろに気配を感じて振り返ると、
そこには、女将さんの姿が・・・。

女将のさゆりさんが、
「私たちの旅館、どうですか?」
と、静かに尋ねました。

曇名は、女将の顔をじっと観て、小さく、力強くうなずくだけでしたが、
そのうなずきの中には、
ここ数ヶ月の女将の想像できないくらいの努力を受け取り、
ねぎらいの気持ちがこもっていることを、
さゆりは、感じました。

これから、毎年、来てください。
そして、私たちの旅館のこれからを是非、見守ってほしい。
と、曇名に頼みました。

曇名は、ちいさくうなずき、また、
目線を星に向けました。

曇名にとって、このような出逢いがなによりうれしいのです。
そのためなら、いつでもアドバイスを差し上げるのです。

曇名は、これから、毎年、
さゆり女将の旅館を訪れるのでした。



~つづく~


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