October 26, 2012

「空(くう)」 ~ある街角の手相家の物語~ (6)

千代が、満面の笑みで、私の前にゆっくり、腰を下ろして座りました。

千代の表情を見ているだけで、
曇名自身も幸せな気持ちになってしまうくらい
とても素敵なエネルギーの持ち主に想えました。

そんな彼女が、そっと、両腕の手の平を上にして、
ゆっくりと曇名の前まで、肘を伸ばしてくださいました。


曇名は、ゆっくり差し出された手の甲を包むように支えながら、
「両手とも大切なので、まず、両手を一緒に観させてください。」
「ほぉう、素敵な手相ですね、ふむふむ、うんうん、・・・。」
とうなずき、
「次は、左手だけを・・・。」
手の平を、深く覗き込みながら、
「ふむふむ、う~ん、ほぉう、・・・。」と、
いつものように言葉にならない音を発する曇名、

続いて、
「右手を観させてください。」
今度は、無言で観入っている曇名...。

そして、一通り手のひらから目を離し、目の前の彼女を見つめました。

(これが、曇名の手相を観させていただく際のいつもスタイルです。)



~つづく~


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yujihiwasa at 11:54│Comments(0)手相物語「くう」 

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