October 28, 2012

「空(くう)」 ~ある街角の手相家の物語~ (4)

ほっと一息、缶コーヒーを飲み干した曇名・・・。

ふと、携帯を手に取ると、メールが届いていることに気づきました。

あまり、メールでのやりとりになれていない曇名は、
おもむろに携帯のボタンを、
大きくて、若干短めの親指で、軽く押しました。

すると、そこにあったメッセージは、先ほどのさゆりさんからのものでした。

(届いたメッセージの内容)
先ほどは、長い時間お話を聴いていただき、いろいろとありがとうございました。
病床の主人のためにも、旅館を絶対に再建させたいと想っています。

とても不思議な感覚で、何がどうとかってはっきり言えませんが、
これから先が真っ暗闇だったのが、なにかしら、先にある光をみつけたような気持ちです。

曇名さんにお逢いした今日が、なにかしらのきっかけとなったと、
近い将来、笑って話している自分が自然と思い浮かんだのです。

とても不思議な感じでいっぱいです。

取り急ぎ、無事に新幹線に乗り、岐路についたことの報告とお礼をと想い、
とりとめもない文章のままですが、メールさせていただきます。

〇〇旅館 女将 さゆり 


曇名はこのメッセージをゆっくり読んで、返事を書き始めました。

(送ろうと最初にかいた返事の内容)
さゆりさま

無事に新幹線に乗られ、岐路に疲れたのですね。
長旅、お疲れのこととお察しいたします。
お身体ご自愛くださいませ。

阿倍曇名


メールになると、言葉のニュアンスが、読み手の感情の状態によってかなり変わってくるため、
曇名は、メールは、なんどもなんども読み返してから送るようにしている。
そこで、下記の文を付け足した。

(補足したところ)
ご主人さまの手相も、もしよろしければ、
メールに写真を添付いただければ、観させていただきます。

私は、今年の11月18日にさゆりさんの旅館を予約したいと想っています。
よろしくお願いします。


曇名は、問題を解決するためのもっとも確実な方法を知っていたのです。
それは、その問題が解決した近い未来ではなく、
そこから、ちょっとだけ先の解決した後、どのように過ごしているのか?
そこに焦点を当てることなのです。
そこで、11月に旅館の予約をお願いしたのです。

その旅館を、サクサクと、携帯で調べたら、とても素敵な旅館で行ってみたいなぁと想ったからである。



~つづく~


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メディカルケアウォークの問い合わせ、もしくは、直接、お電話ください。
施術場所は、大阪 中津 
なかがわ整骨院、もしくは、出張(全国)にてお受けいたします。

yujihiwasa at 03:36│Comments(0)手相物語「くう」 

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